歯ぎしりが起こすサイン~後編~
カメアリデンタル DAの岸本です。
先日、歯ぎしりについて触れてまいりました。今日はその続きになります。
『歯ぎしりの原因』としては・・・
「ストレス発散」のためと言われています。
しかし、現代、ストレスがないという方は、いらっしゃらないですよね!?
そして、歯ぎしりは、自覚がないんです。歯にかかるストレスが蓄積されるのが特徴です。
歯ぎしりと一言で聞くと、
ギリギリ周囲に音を出して迷惑をかける
そんなイメージありませんか?
本当の歯ぎしりの意味とは・・・・
歯の寿命を縮めてしまうこと
これが一番の問題です。
では、その歯ぎしりトラブルをお伝えしましょう。
・知覚過敏
最もよく見かけるトラブルで冷たい水が特定の歯だけしみる
・歯の破折
歯が折れたり、欠けたりすること。白い樹脂やセラミックなどの被せものが欠けてしまう
・歯周病の悪化
就寝中は、歯を休ませる時間です。
歯ぎしりをすることで、左右に揺らされ
歯周病を加速度をつけて進行させます
・歯の動揺
歯を抜歯する際に左右に揺らしながら抜くのを御存知ですか?
その、引っ張る動きにそっくりなんです。
それは歯にダメージになりますよね・・・
就寝中は、噛む力をコントロールする意識が外された状態で、
意識がある状態で噛むときの何倍もの力で噛みしめたり、
顎が外れそうになるほどに左右に動かして、擦り合わせていることもあります。
そのために何倍もの力が加わり、奥歯で60㎏以上の力が加わったとしても、
本人は、覚えていないんです。
改善方法は!?
歯の治療の後に時折起こる、一時的な歯ぎしりなら、調整すれば直ぐに改善します。
軽度の場合
歯の負担になる部分を削って調整することができます。
重度の場合
就寝中、歯ぎしりをしても歯がダメージを受けないように、マウスピースを作って歯を守ります。
何よりもストレスを無くすことが一番良いです!
ですが、これは一番難しい問題ですよね。
私たちカメアリデンタルでは
まず、患者様に合った改善方法を患者様と一緒に考えます。
是非ご相談ください。
そして、8020運動。
80歳になっても20本のご自分の健康な歯で物を噛むために何が必要でしょうか。
検診が必要なんです。
是非、検診にいらしてください。
お待ち申し上げておりますm(__)m
カメアリデンタル 岸本