歯ぐきの中にばい菌がしみこむ|葛飾区亀有駅近くの歯科医院「カメアリデンタル」

歯ぐきの中に
ばい菌がしみこむ

歯を失う原因の
第一位とされる歯周病

磨き残しなどがあると、口腔内には細菌の塊である歯垢(プラーク)が形成されます。
放置すると歯茎の間に細菌が入りこみ、歯周病へ。
歯周病になっても自覚が薄いまま知らず知らずのうちにダメージが蓄積し、気づいたときには歯がボロボロといった方も多く来院されます。なかには抜歯しなければならないケースも……。このような特徴を持つため、歯周病は別名サイレントディジーズ(Silent Disease:静かなる病気)とも呼ばれます。

歯周病が引き起こす
恐ろしい全身症状

歯周病が恐ろしいのは、お口の中だけに問題が収まらないことです。歯ぐきに入り込んだ細菌は血管を通って全身を巡ってしまいます。
歯周病が原因でもたらされる病気はまだ完全には解明されていませんが、糖尿病や心臓弁膜症をはじめとする心疾患、動脈硬化、糖尿病など、多くの全身疾患と繋がることが明らかになっています。 最近では、認知症にも関係しているのではないかといった報告もされています。
健康や食事など色んな事に気をつけている方でも、まだまだ歯に関しては知らない方も多いです。是非歯周病のメカニズムを知り、定期的に衛生士さんにケアしてもらいましょう。健康な歯を維持することは、健康な老後へと繋がります。

歯周病外来について

歯周病は痛みが無い為に発見しづらいものです

最低でも半年に1回は定期的にチェックを受け、進行した歯周病の治療が終わった方は、1~4ヶ月のサイクルで来院され安定した歯ぐきの状態を管理していくことが大切です。

歯周病治療

虫歯が歯そのものの疾患であるのに対し、歯周病は歯のまわりの組織(歯ぐき、歯槽骨など)の疾患です。
最初は歯肉の軽度の出血や腫れにはじまり徐々に進行し、気が付かない間に歯を支えている骨が解けることにより、歯が少しずつグラグラしはじめ、最終的には抜け落ちてしまう恐い病気です。

  • ブラッシング指導

    現状の歯磨きでどこが磨けていないのかをよく理解して頂いた上でご自分に合った歯磨きの方法を学んでいただきます。
    歯周病治療の治療道具となる歯ブラシを使ったプラークコントロールが、歯周病治療の一番大切なところです。

  • スケーリング(歯石除去)

    歯石は歯面に付着したプラークに唾液中のリン、カルシウムが混じって石灰化したもので、歯に強固に付着しており、強い病原性を持っています。
    専用の器具を使用して取り除きます。

  • SRP

    歯周治療で最初に行われることの多い処置であり、「スケーリング」と「ルートプレーニング」のことを指します。ルートプレーニングは、歯の歯冠面だけでなく歯周ポケット内のプラークや歯石を取ることのできる治療方法です。スケーリングのみの処置とくらべて、ルートプレーニングは時間が必要なので、患者さんの負担を減らすため、部位ごとに予約を分けて施術することがあります。

  • フラップオペレーション

    歯槽骨の破壊が大きく、歯周ポケットが深い場合にはスケーリングだけでは歯石を取り除く事が不可能です。
    このような場合には、歯肉を開いて歯根を露出させ歯石を取り除き、感染してしまった歯肉も取り除きます。

  • エムドゲイン

    エムドゲインは、歯周病で溶けてしまった顎の骨や歯根膜などの歯周組織を再生させる歯周組織再生療法です。
    ※画像の施術データ
    被治療者データ:40代男性
    治療期間:2018年●月●日~2018年●月●日
    治療費のめやす:●●●●円(自費治療)

予防歯科について

予防歯科とは、発症前に虫歯や歯周病を防ぐことです。また、 治療後に虫歯や歯周病の再発や新たな発症を防ぐことでもあります。

歯科医療に関しては、病気になってからでは元通りになりません。たとえば、「虫歯だから削って詰めましょう」、「痛いから神経をとりましょう」、「揺れてきたから抜きましょう」などです。
痛くなる前にお口の中の健康を守り、また増進するための、積極的な医療こそが、病気の原因から治す方法であり、予防歯科の考え方の原点です。

虫歯や歯周病、歯列不正の成り立ちに関する情報をお伝えしながら、正しい歯磨きの指導に始まり、シーラント(歯の溝を塞ぐ)、フッ素の塗布・洗口などの虫歯予防を中心とした歯科治療です。虫歯も、歯周病も、風邪やはしかなどと同じく細菌やウィルスによる感染症です。風邪と違って、自然に治るということはありませんが、予防法はある程度確立しています。それは毎日の歯ブラシと定期的なプロフェッショナルクリーニングです。
毎日丁寧に歯磨きをしていても、なかなか歯ブラシが届かない歯と歯の間や、歯茎の中の歯石の除去などは、プロによるクリーニングが必要となります。また、担当医と協力して歯科衛生士が、患者様の状態にあったブラッシング指導と、クリーニングを行っております。

当院では、歯の病気の原因についてご説明することで、患者様のご理解をいただいた上での治療に努めていきたいと考えておりますので、お気軽にご相談ください。

PMTC (Professional Mechanical Tooth Cleaning)・歯石除去

PMTCとは専門家による機械的な歯面清掃のことです。
歯石を取った後に専門の道具と研磨剤を用いて、歯の表面を磨きあげ、最後に高濃度のフッ素を塗布します。
特殊な歯磨き成分<ナノ粒子で含まれるハイドロキシアパタイト=歯(エナメル質)と同じ成分>を使用したPMTCにより、歯の表面が滑らかになり、歯質が向上することにより、再び汚れが付きにくくなります。
※ハイドロキシアパタイトとは、カルシウム(CA)とリン(P)酸からなる、硬い結晶を指します。

PMTCの効果

保険の歯石除去だけでは取りきれない、タバコのヤニなどの着色やバイオフィルムもきれいに取り除きます。保険のクリーニングよりも痛みを感じにくいです。
4ヶ月に1度はクリーニングする習慣を持つようにしましょう。

初診の方は一度お口の中の確認をさせていただき、虫歯や歯周病の有無により、 別の治療を優先することをご提案させていただくことがあります。

バイオフィルムとは

バイオフィルムは、細菌同士が寄り集まった集合体です。ネバネバヌルヌルとしてへばりついており、簡単には洗い流されることがありません。

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