歯のクリ―ニングって?
こんにちは! 初投稿させて頂きます、歯科衛生士の高木です!
新年あけて1月も終わり、2月になりました。皆さんはどうお過ごしでしょうか?
今回お話させて頂くのは歯のクリーニング(歯石とり)についてです。
実は最近、クリーニングをした患者様からよくこんな質問を受けます。
「どうして歯石は定期的にとらないといけないのですか」
さすが、患者様は鋭い質問されますね。(=^_^=)
理由を説明する前に、まず歯石についてお話しますね。
歯石とは歯の周りにつく石のようなものです。
細菌の塊である“プラーク”が唾液中のカルシウムなどのミネラル成分とくっついて石のように硬くなります。
歯石は2種類あります。この図を見てください↓
①縁上(えんじょう)歯石
歯茎から上にあり、目で直接みることができる歯石です。
②縁下(えんか)歯石
歯茎の中に隠れていて黒っぽい歯石です。
皆さんが定期検診でクリーニングする時に取っている歯石は、主に前者である
①の、縁上歯石です。
この歯石は歯茎の中に隠れている縁下歯石よりも柔らかく麻酔を使用しないでとることができます。
では、なぜ歯石をとらなくてはいけないのでしょうか?
実は歯石自体はただの石なので悪者ではありません。
ただ、歯石の表面には細かい小さな穴が空いています。
歯周病菌などの細菌は、その穴を拠点に繁殖し、毒素を出しています。
この毒素が歯を支えている骨をとかしてしまい、
歯を失うことにつながる。これが歯周病の原因です。
歯石をとることは細菌の住家を減らすことにつながります。
なので、
歯科医師や歯科衛生士によるお口のクリーニングはとっても重要なのです(≧∇≦)
歯石とりは個人差もありますが、3ヶ月に1回行うことが望ましいとされています。
このくらい短い期間ですと、
プラークも少なめで 出血しにくく、歯石もまだ柔らかいため1回ですべての歯石をとることができます。
何より患者様の負担が少なくなるのです(^-^)
カメアリデンタルでも3ヶ月に1回の歯石とりを推奨しています!
カメアリデンタルでは、
今後も歯石とりを通して患者様のお口の健康をトータルケアさせて頂きます。
最近は初診でも歯石とりを希望する方が増えて来たように思います。
是非、皆さんも一度
クリーニングを通してご自身のお口の健康を一緒に考えていきませんか?
カメアリデンタル
歯科衛生士 髙木